久しぶりに「これをやっていこう!」と思えたこと。それがグリーンIT(Green
IT)だった。
地球温暖化問題をはじめとする我々の取り巻く環境が年々悪化の一途をたどる中で、ITがこの社会に貢献できることはもっとあるはずです。
昨今、ITが今以上に地球温暖化対策に貢献する方法が模索されているものの、それと同時にITインフラの消費電力量の増加が問題視されています。
この2つの事柄は、それぞれ以下のように区別して考えられています。
- ITを活用することで効率化を実現し、結果としてITが省エネに寄与する=「ITによる省エネ」(Green
by IT)
- 同じ能力を保ちつつ既存のITシステムのエネルギー消費量を削減する=「ITの省エネ」(Green
of IT)
一般的には、この2通りのアプローチを総称してグリーンITと呼んでいます。
しかし、よく考えてみると・・・。
そもそもITシステムとは、これまで物理的(物質的)に行っていた作業を効率化するためにあるものです。
ですので、ITシステムを構築すること・新しいIT技術・サービスを開発すること・もしくはこれに関連する作業に携わること自体が「ITによる省エネ」(Green
by IT)であると言えます。
もしそうでなければ、例えば紙で情報を管理した方が良かったり、物理的にモノを動かした方が良いのであれば、そのITシステムにあまり価値はありません。
つまりITシステムである以上は、「ITによる省エネ」(Green
by IT)であるはずなので、特段グリーンITの概念としなくても、ITに関わる全ての人々が貢献していることだと考えています。
その割には、IT製品のメーカー、ITエンジニア、ITシステムに関わる部署の人々が、不要な付属品を山ほど提供したり、使ってもいない機器を起動していたり、古くなって使わなくなった機材を何の罪悪感もなく産業廃棄物として処理業者に引き渡している状態です。
私は数々のITシステムに携わる現場を見てきました。
その中で、省エネ・効率化に寄与すべきはずのITが、それを扱う人々の意識の低さによって、いかにムダを生み出しているか。
ということをイヤというほど、目の当たりにしてきました。
そんな状況を変革する必要があります。
弊社では、「ITの省エネ」(Green of IT)にフォーカスしてお客様と、地球と人間の未来に貢献したいと考えています。
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